サマプロ02日目ー!
こんにちは、安部井です。
2日目の報告をします。2日目は
・上海城市雕塑艺术中心
・淮海中路
・上海时尚园
に行きました。
今日からは2人と3人のグループに分かれてのフィールドワーク。メンバーは日替わりで、今日は前田さんと増田くんの3人で行きました!
・上海城市雕塑艺术中心
何かの工場だったところを、店舗やオフィス、美術館などが入るコンプレックスにコンバージョン。中央に大きな広場と、それを囲むように建物が配置されています。
内部は入れ子の空間。倉庫のスケールの中に、ブリッジや階段、スキップフロア的な床など、ヒューマンスケールの空間がちりばめられています。
トップライトから差し込む自然光が空間をやわらかく照らしています。
・淮海中路
道に沿って並木が植えられ、商店や住宅などがならぶ繁華街。上海フランス租界の主要道路だったらしく、組積造の建物が立ち並んでいる。今はお金持ちが住むエリア。コンクリートの塀が通りの両脇に、塀の向こう側には団地が。
・上海时尚园
美術学校と商業施設のコンプレックス。
台風の接近のため、3時過ぎにフィールドワークを中断。上海に台風が上陸すれば40年ぶりの出来事らしく。
2日目以上。
1日目、2日目を終えて、創意園(creative office)と呼ばれる建築をいくつか見ました。正直、まだ創意園が何なのかはっきりとわかっていません。それはなぜかというと、創意園の目的が何なのか未だピンと来ていないからです。上海のcreative層に心地よい職場を提供することなのか、周辺の価値をあげることなのか、他の目的があるのか。
また、僕は創意園が歴史に残るか否かということに興味を持っています。創意園が上海の建築の歴史の中でどう評価されるべきなのか、ということです。創意園と呼ばれる建築ができてからまだ日が経っていないので、それについて考えるのは時期尚早だとは思いますが、せっかくの機会なのでサマプロ期間中に自分なりの解釈を提示できたらなと思います。
まだ3日しか経ってないとは思えないくらい1日1日が濃い…